海外ってトレーナーの仕事はある?ビザってどうするの?
海外移住して働くなんて、イメージわかない、、、。
お金あまりないけど大丈夫?
こういった疑問にお答えます。
本記事の内容
- 日本人パーソナルトレーナーが海外で働く具体的方法
- 海外移住スタート時のポイント
- お金ない人向けのおすすめの移住先3選
この記事を書いている私は、2016年にインドネシアのバリ島に移住し、自分で会社を設立しました。
実際にパーソナルトレーニング事業を展開して、海外生活をしております。
こういった私が、解説していきます。
1.日本人パーソナルトレーナーが海外で働く具体的方法
■ターゲットは在住日本人
海外で活動するパーソナルトレーナーのターゲットは、在住の日本人の皆さまです。
昨今多くの日本人が海外で暮らしています。
特に日本で定年を迎え、老後は海外でリタイヤメントとして暮らす方が年々増えております。
そして、多くの方が【正しい運動を日本のように習いたい】と思っています。
海外在住者にとってプロフェッショナルな日本人の皆さんは、大変貴重なんです。
海外ですので、なるべく病気にならないように在住者の皆さんは身体に気を使っていますから、運動指導ができるトレーナーは高いニーズがあります。
海外でもお金と時間に余裕があるシニア層の皆さまが、主なターゲットとなります。
■求人をあてにしない
海外のトレーナー求人を探すのは、あまりおススメしません。
海外で外国人相手にトレーニングを指導することは、圧倒的な語学能力が必要です。
英語もしくは現地の言葉です。
お客様とコミュニケーションがとれない日本人トレーナーを雇う会社はまず無いでしょう。
もしあなたが英語ペラペラなら可能性があるかもしれませんが、その場合でも、まずは現地で実際に自分の目で見てから決めたほうがいいと思います。
■自分のVISAを発行する会社を設立する
海外で収入を得るには、ワーキングビザが必要です。
どこかの会社に雇われることができればいいのですが、会社側も賃金の高い外国人労働者にビザを支給することは、よほどのことがない限りありません。
ですので、自分で会社を設立し、自分のワーキングビザを自分の会社で発行することをおススメします。
事実、私は自分で自分を雇う会社を設立し、ワーキングビザを自己の会社から出しております。
会社設立は、現地のエージェントにお願いしました。
ただし、この方法は時間とお金がかかります。
移住する国によると思いますが、私は会社設立費用で総額約60万円、そして期間は1年ほどかかりました。
お金と時間はかかりますが、自分で会社を設立することで会社運営も自分でコントロールできますので、メリットは大きいです。
海外で生活していくためには、自分の身は自分で守る意識が不可欠です。
海外で会社設立ってハードルが高いと思われがちですが、海外で商売をするにはきちんと会社にしたほうが安全ですので、あまり難しく考えず、現地エージェントに相談してみましょう。
2.海外移住スタート時のポイント
■まずは生活していく基盤を固める
海外生活がスタートすると、まずは戸惑いのオンパレードです。
家探し、言葉、文化の違い、交通手段、食事、連絡、買物などなど。
まずは、あせらず一歩づつ生活の土台づくりからスタートです。
現地の人とは、言葉が分からなくても、笑顔とボディランゲージで意思疎通できます。
積極的にコミュニケーションをとって、異文化と言葉に慣れていきましょう。
日本との違いを感じながら、楽しく海外生活をスタートさせてください。
■日本人コミュニティに参加する
だいぶ生活が安定してきたら、日本人コミュニティに積極的に参加して、知り合いを増やしていきましょう。
ここがあなたのマーケットになります。
ですが、いきなり商売根性を出してしまうと皆から白い目で見られてしまいますので、おススメしません。
まずは、顔を名前を覚えてもらいながら人脈を広げていきましょう。
慣れてきたら無料体験会などから、徐々にニーズを探っていきます。
■あまいビジネスの誘惑にはのらない
この段階で気を付けるポイントは、ビジネスの甘い誘惑にのってはいけないということです。
残念な話ですが、日本人が日本人をだましてお金を取るケースが、少なからずあります。
私も移住当初にビジネスの話にのってしまったばっかりに、大きなお金を失ってしまった経験があります。
移住したばかりの時は、大変不安で誰かに頼りたくなります。
生活面では、時に人に頼ることも必要ですが、ビジネスにおいて人に頼るようなスタンスでは、海外で暮らしていけないでしょう。
甘い誘惑に負けないようにしてください。
3.お金ないトレーナー向けのおすすめの移住先3選
パーソナルトレーナーのおススメ移住先として、3つの都市を紹介させて頂きます。
どの都市も在住日本人が多く、物価も日本より安いので、生活しやすいと思います。
あくまで私個人的な意見ですので、いろいろな都市をご自身で調べてみてください。
■ベトナム ホーチミン 在住日本人 約12,000名
ベトナムは日本の1/3ほどの物価で、過ごしやすい国です。
その中でもホーチミンは治安も良好で、多くの日本人が移住しております。
また、ベトナムは銀行の金利が約6%(銀行に100万円を1年預けたら106万円になる計算)と大変高く、ある程度貯蓄があるのなら銀行にお金を預けて、金利を生活費として運用することもできます。
■インド グルガオン 在住日本人 約6,000人
インドで、一番日本人が多く住んでいる都市グルガオン。
あまり聞きなれない都市ですが、日本人コミュニティが多くあるようです。
インドも、ベトナムと同じく銀行の金利が約5%と高いことも魅力です。
■タイ バンコク 在住日本人 約58,000人
日本人に圧倒的人気を誇る、タイの首都バンコク。
まず生活費が安いというのが、大きな魅力です。
物価の安さから「老後はタイですごしたい」という方も多く、パーソナルトレーナーのニーズも高いのではないでしょうか。
北部のチェンマイも、日本人に人気でおススメの移住先です。
いかがでしたか?
あなたの海外移住に向けて、少しでも役に立てればうれしいです。
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